『クズの本懐』 ネタバレ含む
『クズの本懐』
安楽岡花火と粟屋麦は一見理想の高校生カップル、しかし2人とも他に好きな人がいることを了解しながら一緒にいるのだった。
花火は幼いころからお兄ちゃんと慕っていた鐘井鳴海を、麦は昔家庭教師をしてくれた皆川茜が好きだった。
それぞれ花火たちの高校の新任教師になった鐘井と茜は次第に距離を縮めていく。
それを見守る花火と麦はお互いに似たところがあるのを感じ、お互いを好きにならないこと、どちらかの恋が実ったら別れること、そしてお互いの身体的な欲求にはどんなときでも受け入れることを条件に付き合っている振りをすることになる。
漫画を途中迄しか読めてなかったのですが
やっとアニメ全話見れました
花火 麦 えっちゃん 先生 のそれぞれのクズっぷりが好きだったのです
自分本位のあるある的なクズ
それプラス高校生だって事も大きいかも
青春あるあると言うか
でも 最終回迄見たら違う感想でした
以下ネタバレ含む
自分の理想を押し付ける最可のウザさに辟易してたのですが
『好き』を貫く事って簡単じゃない
妥協せずに 自分 だった
だからあんなにも清々しく吹っ切れたんだろうな
そして
まさかの予想外がお兄ちゃんと先生だよ…!!?
お兄ちゃんの男性性の成熟度合い半端無いっ
麦の未熟な男性性との対比で更に強調されてるし
それで なんかね
わたしと彼みたいだなって思ったんですよ
わたしは多分先生みたいなクソビッチなとこがあって
しかも当事者感が薄いのも一緒で
何でそれをしてるのかって言われても 自然に出来るから に他ならなくて
そしてわたしの場合それは自他共に対する攻撃だった
自身クズな自覚もあってだね
でもね それをね 許容されるとね
呆気なく崩れ去るんですよ
その今迄攻撃で作って来た最大の防御壁がね
だからかな
11話が最高に好き