わたしは一人でだって生きていけると思っていた わたしは一人で生きて行くつもりだった
大変だ
東京へ一人で行く事となりました
結婚する3年前迄産まれてからずっと福岡に住んでいて
24歳くらいからほぼ毎月一人で通っていた東京
しかし3年前からは何処に行くにも夫と一緒で
一人で何処か行くなんて久し振りで
新幹線乗れるだろうか
ホテルに辿り着けるだろうか
会場迄辿り着けるだろうか
翌日の予定は何時に何処だろうか
何をするにも夫に頼っている要介護系女子なもので
元々向いてないであろう プランニング というものを手放してしまって
まだそのシナプスは存在してくれているのだろうか
同じ日本で日本語通じるから大丈夫でしょう
わたしは一人でだって生きていけると思っていた
わたしは一人で生きて行くつもりだった
何も持ってないからこそ捨てるものは何も無く身軽で何処にだって行けて
何でもない自分だからこそ何かになれる可能性があって
でもそうじゃなかった
いつの間にかそうじゃなくなってしまった
一人じゃ何も出来なくなってしまったし
一人じゃ何もしたくなくなってしまったし
自分の先に死んで欲しくない人が出来て
自分が死ぬ訳にはいかない理由が出来て
それを「弱くなった」と言うのだろうか
少なくとも「強くなった」とはまだ言えない
東京で僕と握手!