わたしは全然何も出来ない

わたしは全然何も出来ない

手配とかスケジュール管理とかお金の計算というものが駄目だし

いろんな人と仲良く出来る器量の良さも無いし

好きな事しか出来なくて忍耐力が皆無だし

何か特別な能力がある訳でもないし

職歴も経歴も地位も名誉も無いし

出来ない事の方が圧倒的に多い

わたしにはずっと考えてずっと喋れる頭と無駄に目立つ外見しか無い

マイルドに言えないから口汚いし誤解を生み易いのも分かってる

もっと綺麗で聞こえの良い文章を書いた方が大多数の支持を得られるのも分かってる

どうやればそこそこ上手く行くか目立つか稼げるかなんて簡単に分かってる

でも自分がしたくない事をするくらいなら何にもならなくったって自分がやりたい事やって死んだ方が良い

我慢して死んでるみたいに生きてたあの頃には戻りたくない

今よりずっと稼いでたし結果も残してたしチヤホヤもされてた

だけど自分を削ってそこに突っ込んでたからずっと満たされもしなかったし

心無く笑うその顔が歪んで醜く自分が嫌いで死にたくて世界に居場所なんて無くって堪らなかった

自分を出さないというのはある意味この世の中を上手く生き抜いて行く処世術なんだろうか

でもそれは生きているとは程遠い生き方だと思う

生きているのでは無くずっと死に向かっている途中なのかもしれない

生きてる先で辿り着く死でなく死への道を歩いているのかもしれない

わたしは全然何も出来ない

だから駄目だと思っていたし完璧であろうと思っていた

だけどこの世は一人じゃないんだから

誰かに頼っても良いしむしろ頼らないといけない

わたしは不器用でも良いやって開き直ってみたらとても楽になった

こんなわたしでも生きて行けるし

何よりこんなわたしでも好きって言ってくれる人を大切に出来る

誰もが欠けてるから補い合える

推敲してないしするつもりも無い

誰かに見せる為に書いた文章でも無い

だけど言いたくなったので書いてみました

書いただけで満足した(*´v｀*)ふふ