【 映画レビュー 】 『博士と彼女のセオリー』を観てみた 〜台詞などネタバレ含む
Amazonプライムで見かけて
あらすじも読まずに気になった『博士と彼女のセオリー』を観ました
まず 雰囲気と青ベースの色使いがとても好き
「宇宙論者は何を信じてるの?」「宇宙論 宇宙のすべてを説明するたった1つの方程式」ってやりとり…好き
全体の話の流れ自体が少し
どちらも実話をもとにしているからか
夫が好きで良く観る『ビューティフル・マインド』に似ているかもしれない
しかし こちらの映画はただの美談で終わってない感じがリアリティーがあると思う
『ビューティフル・マインド』のモデルも実際は一度離婚しているのだっけ??
それにしても男性の活躍と言うか男性性の発揮は女性のサポートが必要なのだなぁと改めて( ˘ω˘ )
もう終わりにさしかかる1時間50分からの『人生哲学』についての質問の答え
「人間の努力にも境界はありません
我々は皆違います いかに不運な人生でも 何かやれることはあり 成功できるのです
命ある限り 希望があります」
言葉だけ見たらありきたりな答えなのかもしれないけれど…成し遂げた人の言葉の重みは違うわ…
最後の「見ろよ 我々が創り上げたものを」が格好良過ぎる
大学が違ったら 出逢ってなかったら 病気になってなかったら 手術しなかったら 介護を雇わなかったら
全ては そう 全部『今』の為
クライマックスの映像も『特異点』への帰結でとても格好良い
その『始まり』は『有』であり『無』である
つまり『始まり』であり『終わり』である
レビュー